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貴方が幸せであること
貴方が輝いていること
それが私の幸せ

貴方が笑顔なら
私は涙することも厭わない
でも

貴方の幸せの中に
貴方の向かう道に
私は居るのでしょうか

私はちっぽけで
余りに無知無力で

幼き日に聴いた童話
熊と狐と愚かな兎
飢えた老人に捧げる食べ物を見付ける事も出来ず
自らの身を捧ぐべく火中へと

老人の姿をした神に連れられて兎は天国へ

でも
朽ちて逝く私を貴方は

朽ち果てた私は貴方の目には映らないかも
そんな不安が舞う日々の中
何事もなかったような笑顔で生きる私を見る貴方の冷めた視線が痛くて怖くて

朽ち果てた脱け殻に
貴方が幸せになることを祈る余力などあるのかと

天国なんて望んでいない
地獄の淵に腰掛けて
安らぎに微笑みながら
墜ちて往けるのならば

でも
ふと過る想い

ワタシハ モウ ヒトリキリナノカモ シレナイ

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