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秋の長雨が訪れる前
噎せ返る程の
柔らかい香り
振り返ればそこに姿は見えずとも判る
小さな優しい蜜柑色の群れ
あの色はお日様の色
あの香りはお日様の香り
恵みの色香を惜しげもなく振り撒く小さな花々
そうだ
僕はこんな風に
愛に包まれている
君に 包まれている
季節は無情にも雨を誘い蜜柑色の群れは蜜柑色のまま蜜柑色の絨毯を
やがて誰も気付かない位静かにその香りと共に姿を消す
季節の移ろいと共に
長雨を抜ければまた
夏の日差しを映した紅葉達が美を競い合う
雨は永遠の様な顔をして降り続くけれど
噎せ返る程の
柔らかな笑顔も 温もりも
振り返ればそこに姿は見えずとも感じる
いずれうつろい
次の季節が訪れようとも
僕は日の光を
君の恵みを身体いっぱいに浴びて
噎せ返る程の愛に
身を委ねて
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2004/10/19作成。
本日(10/21)よりタイトルを変えました。
新しいコンテンツを作り永久凍結させようかとも考えましたが…時の流れに逆らわず、その流れの中で、過去も、そして未来も受け入れて行こうと考え、この先に綴っていくことにしました。
読み方は「愛の営み」(笑)。タイトルの漢字にも「乃」を除いて意味が…まぁそれはいずれ。
引き続きテーマは「愛」で、様々な切り口で愛を綴れたら…と思います。
2004/10/21
台風明けの
通勤電車の中で…
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